大切な人を亡くしたあと、ご遺骨をどのように供養するかは、多くの方が悩む問題です。近年では、伝統的なお墓だけでなく、「手元供養」や「散骨」といった新しい形の供養が広がりを見せています。
そのなかでも注目を集めているのが、ご遺骨を粉骨し、その一部をクリスタルに加工する「メモリアル・クリスタル」です。故人様の存在を身近に感じながら、自宅で美しく供養できるこの方法は、従来の供養の概念を変えつつあります。
今回は、ご遺骨をクリスタルに加工するメリットや具体的な流れ、加工する際のポイントや注意点を解説します。
【新しい供養のかたち】ご遺骨を粉骨してクリスタルにする方法とは?

ご遺骨をクリスタルに加工する供養は、手元供養の一種です。
専門業者がご遺骨をパウダー状に粉骨し、その一部をクリスタルガラスの中に封入したり練り込んだりして、美しいオブジェやアクセサリーとして仕上げます。
クリスタルは透明度が高く、光を取り込むことで輝きが増すため、まるでアート作品のように自宅のリビングや寝室に自然と飾ることができます。

「故人をいつも身近に感じていたい」「従来の供養形式にとらわれたくない」といった現代的なニーズに応える新しい供養の形です。
ご遺骨をクリスタルに加工する流れ

ご遺骨をクリスタルに加工する際は、専門業者に依頼するのが一般的です。おおまかな流れは以下のとおりです。
▼手元に届くまでの流れ
- 相談・申し込み
- ご遺骨の送付
- ご遺骨の粉骨・加工
- 完成品の受け取り
クリスタルの種類やデザイン(ペンダント・オブジェ・カラーなど)を選び、費用や納期についても確認します。業者から届く専用キットを使ってご遺骨を丁寧に梱包し、郵送します。
必要なご遺骨の量は、加工方法や製品の種類によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

パウダー状に粉骨したご遺骨を、選んだクリスタル製品に合わせて加工・封入します。
この工程には数週間から数カ月かかる場合があります。加工後の残ったご遺骨は、返却や散骨など希望に応じた対応が可能です。
ご遺骨は非常にデリケートなものです。信頼できる業者を選ぶことが、安心して供養を進めるための大切なポイントとなります。
ご遺骨をクリスタル加工して供養する際のポイント

メモリアル・クリスタルで供養を考えるときには、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
1.費用と品質のバランスを確認する
クリスタル製品は、大きさやデザイン、ガラスの素材、加工技術によって値段が大きく変わります。
安さだけで選ぶのではなく、故人様を供養するにふさわしい品質かどうか、複数の業者を比べて判断することが大切です。
2.家族や親族の理解を得る

手元供養はまだ新しいスタイルのため、親族の中には「遺骨はお墓に納めるべき」と考える方もいるかもしれません。
後々のトラブルを避けるためにも、粉骨やクリスタル化の目的や意味を丁寧に伝え、家族全員の理解を得ておくことが重要です。
3.残ったご遺骨の取り扱いを決めておく
クリスタルに使うのはご遺骨のほんの一部です。加工後に残る遺骨をどのように供養するかもあらかじめ考えておく必要があります。
自宅での手元供養やお墓への納骨、海洋散骨、樹木葬、永代供養など、選択肢はいくつもあります。家族の希望やライフスタイルに合わせて、無理のない方法を選ぶことが大切です。
4.信頼できる業者を選ぶ

粉骨やクリスタル加工だけでなく、その後の供養まで一貫して相談できる業者を選ぶと安心です。業者によっては、手元供養や海洋散骨、樹木葬、永代供養など、さまざまな供養方法を総合的に提案してくれます。
また、すぐに決められない場合には、一時的に遺骨を預かってもらえるサービスがあると、心の整理をしながら次のステップを考えることができます。
5.設置場所と取り扱いを考慮する

クリスタルは光を受けて美しく輝きますが、ガラス製品なので落下や衝撃で割れる危険があります。
直射日光が当たらず、安定した場所に置き、定期的にやさしく手入れをして、故人様の形見として大切に扱いましょう。
関連記事:手元供養の種類や飾り方、注意点を解説
手に届く場所にクリスタルを置いて、大切な人をいつでも感じよう

ご遺骨をクリスタルにする供養は、故人様の存在をいつもそばに感じることができる新しい方法です。
美しいクリスタルとして生まれ変わったご遺骨を、自宅の手の届く場所に置くことで、好きなときに語りかけることができます。故人様への感謝と愛情を込めて、この新しい供養の形を検討してみてはいかがでしょうか。

とこしえでは、大切なご遺骨をパウダー状にする粉骨はもちろん、さまざまな手元供養品を取り扱っています。
場所を取らないミニ骨壺や身に着けられるペンダント、リビングや寝室に飾るインテリア型など、ライフスタイルから選んでいただけます。
また、散骨や永代供養など、手元供養以外の方法についてもご相談を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。故人との絆を大切にする新しい供養の形をぜひご検討ください。





