これまでの供養方法は、先祖代々続くお墓にご遺骨を埋葬するのが一般的でした。
しかし最近では、個々のライフスタイルや価値観に合わせた柔軟な選択が可能となり、現代のニーズに合った供養方法が広がりを見せています。
パーソナル供養もそのうちの一つです。
この記事では、パーソナル供養とはどのようなものなのか、具体的な方法について解説します。
パーソナル供養とは?
パーソナル供養とは、従来のしきたりや宗教にとらわれず、自分らしく故人様を偲ぶ供養のことです。パーソナル供養は手元供養とも呼ばれ、近年注目を集めています。
仏壇や寺院墓地などの決まった形式にこだわる必要がありません。故人様との思い出の品や自分らしい空間を供養の場として選ぶことができます。
パーソナル供養の種類
パーソナル供養は、故人様をより身近に感じられる供養方法です。ここでは、主な供養方法を3つ紹介します。
1.ミニ骨壺
自宅にご遺骨を安置する際に利用するのがミニ骨壺です。
納骨用の骨壺ではなく、手のひらに収まるほどのサイズ感が特徴です。自宅の仏壇やリビングなどに安置するのはもちろん、持ち運びにも便利で旅行や外出の際にもご遺骨を持ち運ぶことができます。
近年さまざまなミニ骨壺が登場しており、陶器製やガラス製、木製などがあります。デザインもシンプルなものから華やかなものまで豊富で、インテリアとしても違和感なく馴染むものが多くあります。
価格は素材やデザインによって異なりますが、数千〜数万円程度です。
2.ご遺骨アクセサリー
いつも故人様と一緒にいたいという方におすすめなのがご遺骨アクセサリーです。細かく砕いたご遺骨の一部をペンダントやリングなどの装飾品に収め、身につけて供養します。
一見しただけではご遺骨アクセサリーには見えない美しいデザインも特徴です。
価格は数千〜数十万円程度が相場です。
3.ミニ仏壇
ミニ仏壇は現代の住環境やインテリアの雰囲気に合わせた仏壇です。
一般的な仏壇に比べて非常に小さいため、スペースを取りません。リビングや寝室、書斎など、どこにでも置きやすいのがメリットです。また、小さな部屋やマンション暮らしの方でも気軽に仏壇を設置できます。
デザイン性に優れ、インテリアの邪魔をせずお部屋の雰囲気に馴染むのが魅力です。写真や花瓶など、思い出の品を飾って自分だけの祈りの空間を作ることも可能です。
パーソナル供養のご相談はとこしえまで
どの供養品を選ぶ場合でも、粉骨するのをおすすめします。
粉骨はご遺骨を細かく砕いて粉状にすることです。これにより、ご遺骨を供養品に収めやすくなるだけでなく衛生的に管理できます。
ご遺骨サポートとこしえでは、粉骨サービスの提供や供養品の販売を行っています。
とこしえでメモリアルグッズをご購入いただいた場合は、粉骨したご遺骨を中に収納した状態でお送りいたします。
パーソナル供養を選択する際には、とこしえの粉骨サービスとメモリアルグッズのご利用を検討してみてください。