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手元供養のやり方や注意点を解説

手元供養
2024.09.13

    故人様に対する供養の方法は、時代の流れや死生観の変化によって選択肢が増えつつあります。そのなかでも最近、人気を集めているのが手元供養という方法です。

    手元供養はこれまでの供養方法とは全く違います。そのため具体的な方法を事前に把握しておかないと、トラブルを招くことにつながりかねません。

    そこで今回は手元供養の方法やトラブルを回避するための注意点などについて解説します。

    手元供養がよくないって本当?

    パソコンを見て悩む女性

    「ご遺骨を手元で保管することは法律に触れるではないか」と不安に思う方がいるかもしれません。しかし、手元供養は法律違反ではありません。

    墓地、埋葬等に関する法律で「埋葬は墓地以外の区域に行ってはならない」とありますが、ここでいわれる埋葬とは穴を掘って土に埋めることです。骨壺やアクセサリーなど手元供養品に入れて保管することは、何の問題もありません。

    また仏教では「手元供養は縁起が悪いとされているのでは」という声もありますが、お釈迦様の骨を弟子が分骨したという話が伝えられていることからも、手元供養は縁起が悪いことではないことが分かります。

    出典:厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律

    手元供養のやり方

    ステージタイプの手元供養品

    手元供養は故人様のご遺骨を自宅に安置し、身近に感じながら供養する方法です。具体的な方法は大きく2つに分かれています。

    故人様が亡くなって火葬した後すぐに手元供養を行う場合

    火葬後、通常は四十九日法要が終わるとご遺骨をお墓に納骨します。しかし手元供養では、そのまま自宅で供養するのが特徴です。

    また気持ちの整理がつかない場合やお墓に納骨する以外の供養を検討している場合など、一時的に手元供養を行う方もいます。

    一度は納骨したご遺骨をお墓から取り出して手元供養をする場合

    すでにお墓に納骨しているご遺骨を手元供養したい場合は、法律的に問題もなく、特別な手続きや書類も必要ありません。

    そのため取り出したご遺骨の入った骨壺をそのまま自宅で供養できます。ただし元の墓石を撤去する際には閉眼供養を行う必要があります。

    全骨と分骨とは

    フォトフレームとキャンドル

    手元供養を検討する際、「全骨」と「分骨」という言葉を耳にすることがあります。この2つの違いについて解説します。

    全てのご遺骨を手元に置く全骨

    ご遺骨を全て手元に置くことを全骨といいます。ご遺骨はお墓に一切納めず、自宅で全てのご遺骨を保管します。

    全骨を手元供養する場合は手元供養品を用意するのが一般的です。全骨を納められる骨壺や仏壇を準備します。

    一部のご遺骨を手元に置く分骨

    分骨はご遺骨の一部を自宅に置き、残りを墓地や霊園に納める方法です。

    一部のご遺骨以外はお墓に納めるか永代供養として合祀し、一部のみ手元供養する場合は分骨と表します。

    小さな骨壺やアクセサリーなど、手元供養品を用意して一部のご遺骨を納めます。手元供養をする際は、分骨の場合がほとんどです。

    手元供養品の種類

    手元供養では従来のような仏壇を使用する決まりもありません。

    各家庭の住宅環境やご遺族の意向に合わせた手元供養品を使用して供養を行います。手元供養品にはさまざまなアイテムがあり、若い方でも抵抗感なく使用できます。

    骨壺

    ブルーのガラスの骨壺

    陶器製や七宝焼など、素材にこだわった骨壺が人気です。最近では、洋室にも合うようなオシャレで高級感のあるデザインの骨壺が増えています。

    やさしい色味のピンクや鮮やかなブルーなど、さまざまな色の中から生前の故人様をイメージして合う色を選ぶのもおすすめです。

    フォトフレーム

    フォトフレーム

    故人様の写真と粉骨したご遺骨を同時に飾れるフォトフレームスタンドは、やわらかな質感や木製などの温かみのある素材を使用した商品が多いです。

    サイズも通常の写真立てと同じくらいなので、部屋を選ばずに配置できます。また折り畳める手のひらサイズのフォトフレームは持ち運びも可能です。

    アクセサリー

    ハートのネックレス

    「外出先でも常に故人様を身近に感じていたい」という方には、ご遺骨を加工したアクセサリーがおすすめです。

    たとえばペンダントトップに粉末にしたご遺骨が入れられるネックレスはデザインもシンプルで周囲から浮くこともありません。

    またご遺骨をダイヤモンドに加工した指輪やネックレスも人気があります。

    手元供養する際の注意点

    テーブルに置かれた骨壺

    手元供養は完全に周知された供養方法ではないため、トラブルを発生させないためにも注意しなければならないポイントがいくつかあります。

    親族に相談する

    親族のなかには、新しい供養方法である手元供養によいイメージを持っていない方もいるでしょう。

    たとえご自身が故人様と最も縁が深い立場だったとしても、手元供養を行う前には親族に相談をして了承を得ることが大切です。独断で話を進めるとトラブルを招く可能性があります。

    手元供養品の設置場所

    手元供養品は、自宅のどこにでも設置できるというメリットがあります。

    しかし自然災害によってご遺骨を紛失する可能性もあります。そのため、手元供養品を設置する場所は、できるだけ安全な場所を確保してください。

    またあらかじめご遺骨を分骨し、別々の場所で保管するのも紛失リスクを低くする一つの方法です。

    スムーズな手元供養におすすめのサービス

    ご遺骨のサポート全般を行っているとこしえでは、スムーズに手元供養が行えるサービスを展開しています。

    たとえばご遺骨の粉骨サービスや手元供養品の販売など、ご遺族様の希望に沿ったプランや商品を提供しています。手元供養に興味を持たれた方は、ぜひとこしえまでお問い合わせください。

    監修者 | 島田 快
    終活カウンセラー・散骨ディレクターを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでもご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。ご供養に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。
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