家族と同じように可愛がっていたペットが亡くなると、その悲しみを癒すためにも、末永く供養してあげたいと考える飼い主が増えています。
そのため、最近では自宅で供養をする、手元供養の商品やサービスも充実してきました。
そこで今回はペットの手元供養の具体的な方法や、手元供養をする場合のメリットやデメリット、具体的な費用について解説します。
自宅でのペット供養の方法とは?
以前は、ペットが亡くなると、自宅の庭にそのまま埋葬するご家庭も少なくありませんでした。
しかし、マンションやアパートといった庭がない家でペットを飼う人が増えたことにより、自宅でのペット供養の方法が人間と同じようになりつつあります。
具体的には、ペットを火葬して骨壷に納めたご遺骨を、自宅で保管する手元供養という方法です。
自宅での保管場所も、リビングのように家族が集まりやすい部屋が一般的で、その一角にペットのための祭壇を設けたり、写真や好きだった玩具などを飾ったりします。
手元供養をするメリット・デメリット
ペットの手元供養には、メリットとデメリットが存在します。その両方を見比べてから、手元供養を行うか否かを判断するのがおすすめです。
メリット
ペットをいつでも身近に感じられる
日頃から目につく場所に骨壷や祭壇を設置することで、亡くなった後もペットがそばにいるような安心感を得られます。
納骨よりも費用が抑えられる
ペット用の霊園にお墓を購入し、ご遺骨を納骨すると、お墓の購入費用や月々の維持管理費が必要になります。しかし、手元供養ならそのような費用はかかりません。
デメリット
ペットロスを長引かせる恐れがある
ご遺骨がそばにあることで安心感を得られる一方で、いつまでも気持ちの整理がつかず、ペットを失った悲しさを長引かせてしまうケースもあります。
ご遺骨の管理の難しさ
自宅でご遺骨を管理する場合、カビが発生しやすいため、定期的に除湿作業を行う必要があります。
また、納骨をすれば維持費を払うことで半永久的に管理できますが、手元供養の場合、飼い主が亡くなった後までペットのご遺骨を管理し続けるのは難しいです。
ペットの手元供養にかかる費用
ペットの手元供養は、飼い主がどれだけのことをしたいかによって費用が変わります。
たとえば、ペット供養専用の仏壇セットや祭壇などを一式購入する場合、費用は10,000~20,000円程度です。しかし、既に自宅にある物を利用するのであれば、毎日の線香代程度の出費に抑えられます。
とこしえの手元供養品
ご遺族や故人様に寄り添うご遺骨サポートを行っている「とこしえ」では、ペット供養に関する手元供養品も数多く販売しています。
手編みカバー付きの骨壷
りんごやいちごを模した温かみのある手編みカバーがセットになった骨壷です。骨壷には見えないデザインのため、リビングに設置しても違和感がありません。
外出先でも一緒にいられるメモリーペンダント
ご遺骨を粉骨し、ペンダントトップに収納できるアクセサリーです。「外出先でもペットと共にいたい」という方におすすめです。
手のひらサイズのお守り
粉末化したご遺骨を入れられる、手のひらサイズのお守りです。裏面は窓になっており、ペットの写真も封入可能です。
とこしえでは、このほかにもペット専用の手元供養品を取り揃えています。興味を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください。