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墓じまいのお布施の相場はいくら?マナーやお布施の意味も解説

墓じまい
2024.06.26

    墓じまいをする際には基本的にお布施を用意します。お布施は読経をしてもらった僧侶に渡すお金です。

    しかし初めて墓じまいをする方は「お布施をいくら渡せばよいのだろう・・・」「お布施を渡すときのマナーが分からない」と悩むこともあるのではないでしょうか。

    そこで今回はお布施の費用相場やマナーについて紹介します。

    お布施を渡す意味

    お布施を渡している異様子

    お布施はお墓の管理や先祖の霊の供養に対する「感謝の気持ち」を表すものです。一般的にはお寺への寄付や支援をする意味で行われます。

    法的な支払い義務はなく、あくまでも任意の意思に基づいて行われるものです。そのため具体的な金額は決まっておらず、自分たちの判断で決めることになります。

    墓じまいをする際はお墓を守ってくれた感謝の気持ちを込めて、負担にならない程度のお布施を渡しましょう。

    墓じまいのお布施の費用相場

    お布施の相場のイメージ

    お布施の費用相場は3~10万円といわれています。

    お世話になっているお寺の僧侶の場合は3~10万円を渡すのが一般的です。インターネットを使い、単発で僧侶に閉眼供養を依頼する場合は3~5万円が相場です。

    またお墓がお寺から遠いと交通費としてお車代が別途必要な場合があります。お車代の目安は5,000~1万円程度です。

    墓じまいでお布施を渡すときのマナー

    お布施と数珠

    墓じまいでお布施を渡す際には、抑えておきたいマナーがあります。ここではお布施のマナーについて紹介します。

    封筒の選び方

    お布施を包む袋は不祝儀袋を使用します。不祝儀袋は法事や葬儀で使用される弔事用袋で、スーパーやコンビニで手に入れることが可能です。

    不祝儀袋を選ぶ際は白無地のものを選びます。

    お札の入れ方とふくさの包み方

    お布施は封筒を開けたときにお札の肖像面が表面になるように入れます。法要や葬儀では新札は使いませんが、墓じまいのお布施は新札でも旧札でも問題ありません。

    ふくさに包むときは、封筒を開けたときに表面が見えるように包みます。ふくさをひし形に広げ、中央より少し右側にふくさを置きましょう。右、下、上の順に折り、左側を折って右側に巻きつけます。

    お布施を渡すタイミング

    お布施は僧侶の忙しいタイミングを避けて、閉眼供養が始まる前か終わったあとに渡します。

    閉眼供養が始まる前に渡す場合は「本日はどうぞよろしくお願いします」と伝えて渡しましょう。終わったあとに渡す場合は「本日はわざわざお越しいただきありがとうございました」と挨拶をして渡します。

    墓じまい後の供養方法

    テーブルに置かれた骨壺

    墓じまいが終わったらご遺骨をどこに安置し、どのように供養していくかを決める必要があります。

    近年では従来のお墓での供養以外にも、さまざまな選択肢が増えています。寺院や霊園が遺族に代わりご遺骨を管理する「永代供養」や、ご遺骨を海や山に撒いて供養する「散骨」、ご遺骨を自宅で管理する「手元供養」などがあります。

    とこしえではさまざまな供養方法をサポートしています。墓じまい後の供養方法について、分からないことや不安なことなどがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

    監修者 | 島田 快
    終活カウンセラー・散骨ディレクターを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでもご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。ご供養に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。
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