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海洋散骨は違法?費用やマナーを知って信頼できる業者を選ぼう

散骨
2026.02.11

    自然葬のなかでも、海洋散骨を選択する方は年々増えています。しかし、「違法ではないの?」「費用はどのくらいかかるの?」など、不安や疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。海洋散骨は法律で禁止されているわけではありませんが、方法や場所、周囲への配慮を欠くと問題になる可能性があります。

    本記事では、海洋散骨の法的な考え方をはじめ、費用相場や基本的なマナー、安心して任せられる業者選びのポイントまで分かりやすく解説します。海洋散骨を検討している方はぜひ参考にしてください。

    【海洋散骨について】

    海洋散骨は違法?

    「ご遺骨は必ずお墓に埋葬しなければならないのでは?」「海に散骨するのは違法?」と疑問を持つ方も多くいます。結論から言うと、日本には散骨そのものを禁止する法律はありません。

    埋葬に関する法律では、墓地以外の場所に埋葬することは禁止されていますが、ご遺骨を撒くことに関しては記述がなく、規制されていません。また、刑法190条では、ご遺骨を損壊・遺棄することを禁じられていますが、散骨については、供養の目的で節度をもって行われる限り問題はないと解釈されています。

    ただし、散骨する場所や方法によっては、周辺の人の感情を害し、トラブルの原因になる可能性があります。

    場合によっては、損害賠償請求をされることも考えられるため注意が必要です。散骨に否定的な意見を持つ方もいることを理解し、周囲への配慮を十分に行いながら慎重に進めることが大切です。

    関連記事:ご遺骨はどう処理する?法律を踏まえた正しい処理方法

    海洋散骨の費用相場

    計算機と財布

    海洋散骨には、大きく分けて3つのプランがあります。

    プラン内容費用相場
    貸切散骨

    約20〜40万円

    合同散骨

    約10〜20万円

    代理散骨約5〜10万円

    海洋散骨の費用は、船の大きさや乗船人数、散骨エリアなどによって変動します。

    貸切プランは、ご遺族のみでゆっくりとお別れをしたい方に向いており、合同プランは費用を抑えつつ、乗船して見送りたい方におすすめです。

    一方、代理散骨プランは高齢や遠方などの理由で乗船が難しい場合でも、無理なく散骨を行える選択肢といえるでしょう。

    海洋散骨をするときのマナー

    海洋散骨を行う際は、環境や周囲の人々への配慮が大切です。適切な方法で行うことで、故人様への敬意を表し、トラブルを避けることができます。以下に、海洋散骨を行う際の主なマナーをご紹介します。

    1.事前に散骨エリアの確認をする

    海洋散骨を行う際は、沿岸や観光地、水源、漁場などの近くを避けましょう。周辺住民や環境に影響を与える可能性があります。また、条例で散骨が禁止されている場所もあるため、事前に確認しておきましょう。専門の散骨業者が指定する海域で行うのが安心です。

    2.ご遺骨は粉末状にして散骨する

    日本では散骨に関して法律で明確な基準は定められておらず、節度を持った海洋散骨は問題ないとされています。

    ただし、ご遺骨をそのままの状態で撒くと、遺棄とみなされる場合があるため、散骨する際は、ご遺骨であることが分からないよう、粉骨が必須です。2mm以下の大きさになるまで粉骨する必要があるため、専門業者に依頼することをおすすめします。

    3.ご遺骨を撒く際は風向きに注意する

    風向きを気にせず散骨すると、自分や周囲の人にご遺骨がかかってしまう可能性があります。必ず風下に向かって、できるだけ低い位置から撒くように心がけましょう。粉骨後のご遺骨は、水溶性の紙袋に納めてそのまま散骨すると安心です。

    4.お供え物は自然に還るものを選ぶ

    海に献花するイメージ

    故人様への供養として献酒や献花を行うことがありますが、遺品を一緒に撒くことはできません。

    散骨時は環境への配慮が求められ、献花の際も、花びらだけをちぎって散らすようにします。また、食べ物や線香などのお供え物を撒くのも、海を汚す原因になるため避けましょう。

    5.周囲の人に配慮して静かに行う

    海洋散骨は個人の自由な供養方法ですが、周囲の人々への配慮も欠かせません。散骨時には、大声での読経や大規模な儀式、長時間船を停泊させることは控えるようにしましょう。

    また、公共の乗船場を利用する際には、周りの人の印象を考慮して、喪服ではなく平服を着るのが望ましいです。周囲の方や運航中の船に配慮しつつ、迷惑にならないよう心がけましょう。

    違法を避けるために!海洋散骨は業者に依頼するのがおすすめ

    アドバイザーが案内する様子

    海洋散骨は法律で明確に禁止されているわけではありませんが、方法や場所を誤ると違法と判断される可能性があります。

    特に個人で行う場合、知らずに法律や条例に抵触してしまうケースも少なくありません。トラブルを避け、安心して海洋散骨を行うためには、専門業者に依頼するのが有効です。

    安心して海洋散骨を行うための業者選びのポイント

    スマホを確認する女性

    違法リスクを避け、トラブルなく故人様を見送るためには、法令やマナーを理解した信頼できる業者を選ぶことが大切です。

    ここでは、海洋散骨の業者選びで押さえておきたいポイントをご紹介します。

    「節度ある散骨」を明確に説明しているか

    散骨については、法務省が1991年に「葬送のための祭祀として、節度をもって行われる限り遺骨遺棄罪(刑法190条)に違反しない」との見解を示しています。ただし、海洋散骨は周囲や環境への配慮が欠かせません。海であればどこでも散骨できるわけではなく、定められた海域で行う必要があります。

    業者が「節度ある散骨」の考え方を正しく理解し、案内や説明の中で明確に示しているかは、業者選びにおいて重要なポイントです。

    粉骨の必要性を理解し適切に対応しているか

    粉骨の様子

    ご遺骨と分かる状態で散骨すると、違法と判断されるおそれがあるため、散骨の際は粉骨が必須です。

    業者を選ぶ際は、粉骨の必要性について正しく説明があるか、粉骨を含めた適切な散骨サービスを提供しているかを事前に確認すると安心です。

    関連記事:ご遺骨を粉骨する目的は?注意点と供養方法について

    散骨証明書の発行があるか

    散骨を行った日時や場所(経度・緯度)を記した散骨証明書が発行されるかを確認しましょう。

    散骨証明書があれば、散骨の事実を記録として残せるだけでなく、年忌法要の際に散骨場所を再訪することも可能になります。業者選びの際は、証明書の有無や内容も重要な確認ポイントです。

    海洋散骨は信頼できる業者に依頼しよう

    青空と海と浜

    海洋散骨は、法律で禁止されているわけではなく、供養の目的で節度をもって行うことを前提にすれば認められている自然葬のひとつです。

    ただし、散骨の方法や場所、周囲への配慮を欠くと、違法と判断されたりトラブルに発展したりする可能性があります。安心して故人様を送り出すためには、信頼できる専門業者を選ぶことが重要です。

    ご遺骨サポートとこしえでは、心を込めた丁寧な粉骨作業を行い、ご家族の想いに寄り添った供養のご提案をさせていただいております。「自然に還りたい」という故人様の想いを叶えるためには、海洋での散骨がおすすめです。

    弊社が運営する海洋記念葬シーセレモニーでは、乗船プランや委託プランをご用意し、専門のスタッフが最後のお別れまで丁寧にサポートいたします。海洋散骨についてご不明な点は、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

    【海洋散骨について】

    監修者 | 島田 快
    終活カウンセラー・散骨ディレクターを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでもご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。ご供養に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。
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