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お盆の供養は何をする?必要な準備やマナーを解説

手元供養
2025.06.11

    毎年夏になると全国各地で行われるお盆供養は、ご先祖を供養するための大切な行事です。地域によっては、独自の行事を行うところも少なくありません。

    しかし、「お盆には何をすればいいの?」「準備やマナーがよく分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、供養に必要な準備や供養の方法、知っておくべきマナーなどを解説します。

    お盆供養に必要な準備

    お盆の飾り

    お盆にご先祖の供養を行うために、どのような準備が必要なのでしょうか。お盆供養をする際に準備しておきたい代表的な4つについて紹介します。

    ※但し各地方の風習により下記の内容を行わない、もしくは独特なものもございます。

    1.精霊棚

    精霊棚(しょうりょうだな)は盆棚とも呼ばれ、お盆に特別につくられる棚です。

    精霊棚はご先祖の精霊をお迎えするために位牌を中央に配し、その周辺に供物や灯明などを飾ります。

    飾り方や棚の構成には地域ごとの風習があり、精霊馬(しょうりょううま)や季節の野菜などを添えることもあります。

    2.お供物

    お供時に使う線香

    お盆のお供物は、仏教の基本的な供養の形「五供(ごく)」にならうのが一般的です。

    五供は、以下のとおりです。

    • 香(お線香)
    • 花(仏花)
    • ろうそく
    • 浄水
    • 飲食(ご飯や果物など)

     

    故人への敬意と感謝の気持ちを表すためにお供えします。

    3.盆提灯

    ご先祖は、盆提灯のあかりを頼りに家へと帰ってくるといわれており、お盆には必ずどこかに盆提灯を吊るします。

    飾る場所や個数、デザインなどは決まっていないので、家族と話し合って、気に入るものを準備します。

    4.迎え団子

    迎え団子のイメージ

    お盆初日に、家へ帰ってきたご先祖の疲れを癒やすために用意するあまい団子です。

    旅の疲れをねぎらう意味が込められており、地方によっては「お迎え団子」「精霊団子」とも呼ばれます。

    数に決まりはなく、家族の数やお供えする仏さまに合わせて用意します。

    お盆の供養では何をする?

    孫との食事

    お盆に行う供養は地域や家庭によっても内容に違いがありますが、ここでは一般的な供養について紹介します。

    「迎え盆(13日)」「中日(14~15日)」「送り盆(16日)」の3つに分けて、時系列で分かりやすく整理しました。

    迎え盆(13日)

    お盆の提灯

    ご先祖を家にお迎えする日です。

    この日に行う内容は、以下のとおりです。

    • 盆提灯に明かりを灯して飾る
    • 「迎え火」として玄関や庭先でおがら(麻がら)を焚く
    • 精霊棚を設置し、位牌や供物を供える
    • お墓参りをする

    中日(14~15日)

    僧侶が自宅で読経する様子

    中日は、ご先祖が家に滞在している期間です。主に供養の時間を大切にしながら、家族が集まり心を通わせる日でもあります。

    この期間には、以下のようなことを行います。

    • 僧侶を招いて自宅で読経をあげてもらう
    • 料理を用意して、家族で食事を共にする

     

    送り盆(16日)

    送り盆は、ご先祖をあの世へお見送りする日です。

    感謝の気持ちを込めて、以下のようなことを行います。

    • 「送り火」として再びおがらを焚く
    • 仏壇や精霊棚を掃除して元に戻す
    • お墓参りに行く

     

    関連記事:手元供養のお盆は何をする?

    お盆に行う各地の行事

    伝統行事のイメージ

    お盆の時期には、全国各地でその土地ならではの伝統行事が行われます。有名な伝統行事として、以下があります。

    • 精霊流し(長野県)
    • 新野の盆踊り(長野県)
    • 五山送り火(京都府)
    • おわら風の盆(富山県)
    • しし踊り(岩手県)
    • 庭入り(大分県)

     

    各地、お盆時期に合わせた行事があります。もしも機会がありましたら参加してみるのも良いでしょう。

    おすすめのお供物

    お供物の落雁

    以前は砂糖菓子が定番といわれていたお供え品も、今ではこだわりなく選ぶ人が増えてきました。

    お盆にはどのようなお供物を選べばいいのか困ったときの参考にしてみてください。

    • 要冷蔵は避け、常温で日持ちのするもの
    • お盆が終わった後に親戚や知人に分けやすいように、小分けにされているもの
    • 中身のお菓子だけでなく、箱や包装紙なども落ち着いた色合いのもの
    • 食べ飽きないように、さまざまなお菓子が入った詰め合わせ

    お盆の供養を行う際のマナー

    お墓でお参りをする様子

    お盆の際の供養には、普段行っている供養と少し違う気をつけなければいけないことがあります。

    お墓参りの際の服装

    男性の場合は暗めの色味のスーツや地味な色合いの普段着でワイシャツは無地の白色を着用します。

    女性の場合も暗めの黒や紺色のシンプルな服装でアクセサリーは控えます。

    法要の際の服装

    初盆の法要では、基本的に喪服を着用します。

    それ以外の法要は、お盆のお墓参りと同じように地味な色味の服装を選びます。

    男女ともに派手なアクセサリーや露出の多い服装は避け、落ち着いた印象を心がけましょう。

    お布施の封筒の準備

    僧侶に棚経をあげてもらった際、感謝の気持ちを込めてお布施を渡すのが一般的です。

    この際、水引をつけない白無地の封筒に包んで渡すことがマナーとされています。

    さまざまな供養のかたち

    数珠と線香

    お盆は、ご先祖を迎え、供養する伝統的な行事ですが、時代とともに供養のスタイルも多様化してきました。

    最近ではお盆だけに限らず、通年でできる新しい供養の方法として、手元供養や散骨といった形を選ぶ方も増えています。

    こうした新しい供養の選択肢が広がる中で、「とこしえ」では粉骨サービスを提供しています。粉骨は、散骨や永代供養を行う際に必要になる場合が多く、近年注目されている供養方法の一つです。

    ご家族やご自身の想いに合った供養の形を考えるうえで、粉骨という選択肢についても、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

    とこしえの粉骨サービス

    監修者 | 島田 快
    終活カウンセラー・散骨ディレクターを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでもご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。ご供養に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。
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