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粉骨をするのに資格は必要?粉骨方法と注意点を解説

粉骨について
2025.11.12

    粉骨を行う際、「資格は必要なの?」と疑問に思う方は多いでしょう。

    結論から言うと、粉骨には特別な資格や許可は必要ありません。ただし、大切なご遺骨を扱うため、正しい手順や注意点を理解して行うことが重要です。

    今回は、粉骨の基本的な流れや個人で行う方法、注意すべきポイント、粉骨業者へ依頼するメリットについて詳しく解説します。安心して供養を進めるための知識を身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。

    【粉骨サービスについて】

    粉骨には資格が必要?

    何かを書く女性

    ご遺骨を粉骨するための資格や許可は必要ありません。これは、個人で粉骨を行う場合も、専門業者に依頼する場合も同様です。

    現在の日本の法律では、散骨や手元供養といった供養を目的として粉骨を行う場合、罪に問われることはありません。ただし、ご遺骨を扱う行為であるため、衛生面や法令への理解が求められます。

    一般的には、専門の粉骨業者が専用の設備を使って安全かつ丁寧に行います。個人で粉骨することも可能ですが、細かな粉が飛散する恐れや心理的負担もあるため、専門業者に依頼するのが安心です。

    粉骨の基本手順

    ここでは個人で粉骨する際の流れを、順を追って解説します。

    1.不要物を取り除く

    直接ご遺骨に触れないようにゴム手袋などを装着したあと、骨壷からご遺骨を取り出し、金属製やガラス製の平らな容器に広げます。

    ご遺骨の中に混じった装飾品や医療器具、棺の燃えカス、ネジなどの不要物を取り除きます。不要物が残っていると、粉骨の際にけがをする恐れがあるため注意が必要です。

    2.ご遺骨を乾燥させる

    湿気や水分を含んだままのご遺骨は粉末状にしにくく、カビの原因にもなります。そのため、粉骨を行う前にご遺骨をしっかりと乾燥させることが重要です。

    新聞紙やバットの上にご遺骨を広げて、2~3日ほど室内の日当たりのいい場所で自然乾燥させるのが基本です。早く乾燥させたい場合は、ご遺骨をビニール袋に入れて密封し、ドライヤーで温風をあてても構いません。

    3.ご遺骨を粉骨する

    乾燥後、ご遺骨を粉末状になるまで細かく砕きます。

    個人で粉骨する方法は大きく分けて4種類です。次の章で粉骨方法について詳しく解説します。

    個人で粉骨する方法

    粉骨サービス

    個人で粉骨を行う際の代表的な4つの方法をご紹介します。

    1.袋に入れてハンマーで粉砕する

    丈夫なビニール袋を数枚重ねてその中にご遺骨を入れ、ハンマーやめん棒で叩いて砕きます。

    自宅にある身近な道具で行えるため手軽ですが、粉末状にするまでにはかなりの労力と時間が必要です。

    2.乳鉢を使ってすり潰す方法

    大きめの乳鉢と乳棒を使用して、ご遺骨を数回に分けて少量ずつすり潰します。大きな乳鉢はオンラインショップで比較的簡単に入手可能です。しかし、おそらく一度しか使うことがないため多少の出費になります。

    また、粉末になるまですり続ける必要があり、この方法も手間と時間がかかります。

    3.ミルを使って粉砕する方法

    フードプロセッサーや専用の粉骨機を使用して粉砕します。自宅にあるフードプロセッサーを使用しても問題ありません。

    一部の業者では個人向けに粉骨機器のレンタルを行っているため、そちらを利用することも可能です。機械を使うことで、手作業よりも短時間で粉骨を行えます。

    4.粉骨キットを活用する方法

    粉骨キットとは、ご遺骨を自分の手で粉末状にするための器具や補助用品がセットになったものです。

    セット内容は販売元によって異なりますが、一般的にはハンマーや乳鉢など粉骨に必要な器具のほか、ふるい、マスク、ゴーグル、粉骨したご遺骨を入れる密閉袋などが含まれています。これらを使用することで、衛生的かつ効率的に粉骨を行うことができます。

    粉骨の際の注意点

    粉骨前の合掌

    粉骨を行う際には、いくつかの注意点があります。ご遺骨を扱う作業の一つひとつに配慮し、慎重に進めることが大切です。

    ここでは、粉骨時や粉骨したご遺骨の取り扱いで特に注意したい2つのポイントについて解説します。

    1.ご遺骨は2mm以下の粉末状にすることが望ましい

    粉骨を行う際には、ご遺骨を2mm以下の粉末状にするのが一般的です。日本では明確な決まりはありませんが、多くの粉骨専門業者は海外の基準に従い2mm以下に粉骨を行います。

    散骨や供養の際にトラブルを避けるためにも、十分注意することが大切です。

    2.自宅での粉骨は衛生面と近隣への配慮が必要

    マスクを外す女性

    ご自宅で粉骨を行う場合、作業環境の衛生状態や周囲への影響を考慮しなければなりません。粉塵が舞うことで不快感を与えたり、ご遺骨の一部が飛散したりする恐れがあります。

    作業時にはマスクや手袋を着用し、密閉できる容器を用意するなど、慎重な対応が求められます。

    粉骨後のいろいろな供養方法

    お寺の正面

    粉骨を行ったあとの供養にはさまざまな方法があります。

    • 自宅で手元供養をする
    • 海や山で散骨を行う
    • 永代供養をしてもらう
    • 専門の場所で樹木葬を行う
    • アクセサリーとして身に着ける

     

    粉骨したあと、どのような供養を行うのかは自由です。この機会にいくつかの方法を調べてみて検討するのも良いでしょう。

    関連記事:散骨はどこでできる?散骨場所と注意点を解説

    業者に粉骨を依頼するメリット

    粉骨の機械

    自分で粉骨するのが不安な場合は、専門の業者に依頼する方法を選びましょう。業者に依頼するメリットをご紹介します。

    専門的な設備による安全で衛生的な粉骨処理

    業者に依頼すると、専用の機械を用いた衛生的な粉骨が可能です。

    個人での粉骨は、衛生面や作業環境の整備が難しい場合がありますが、専門業者であれば法律や衛生基準に則った安全な方法で行われます。ご遺骨を丁寧に扱いながら、周囲への配慮も徹底している点は安心につながります。

    均一で美しい仕上がりが得られる

    すり鉢に入ったご遺骨のイメージ

    粉骨を均一な状態に仕上げるには、一定の技術と専用機器が必要です。

    業者に依頼することで、ご遺骨の状態に合わせた最適な粉骨処理が行われ、供養方法に適した状態に整えることができます。見た目や質感にもムラがなく、丁寧な仕上がりが期待できます。

    手続きや法的ルールに対応してもらえる

    粉骨や散骨には地域ごとにルールやマナーが存在します。

    専門業者に依頼することで、法律やルールに違反するリスクを避けることが可能です。必要書類の案内やサポートも受けられるため、安心して任せられます。

    心理的・体力的負担を軽減できる

    ご遺族が自ら粉骨を行うのは、精神的にも体力的にも大きな負担がかかります。

    業者に依頼すれば、ご遺骨に直接触れることなく粉骨を任せられるため、済ませられるため、精神的なストレスと体力的な疲労の両方を軽減できます。

    いつもすぐそばで一緒に過ごすために

    3人家族

    粉骨をすることで初めて可能になる供養の方法がいくつもあります。

    散骨や樹木葬を行うご遺族のなかには、手元から完全にご遺骨がなくなってしまうのを避けるために少しだけ手元に残す方法をとる方もいます。

    とこしえでは、そのようなときに必要になる手元供養品を数多くとりそろえています。粉骨のことから供養に至るまで、お悩みの際はぜひとこしえへお気軽にご相談ください。

    【粉骨サービスについて】

    監修者 | 島田 快
    終活カウンセラー・散骨ディレクターを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでもご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。ご供養に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。
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