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粉骨ホームご供養ナビ【粉骨時も注意】ご遺骨のカビには注意が必要!保存・保管のポイントも併せて解説

【粉骨時も注意】ご遺骨のカビには注意が必要!保存・保管のポイントも併せて解説

粉骨について
2025.01.24

    ご遺骨は保管環境によってカビが発生してしまうことがあります。これから粉骨をされる方、または粉骨を検討されている方は、ご遺骨のカビについて気を付けておく必要があります。特に手元供養によってご遺骨を自宅に保管する際は注意しましょう。

    故人様のご遺骨を長く大切に保管するためにも、カビが発生しやすい条件や対処方法について知っておくと良いでしょう。

    ご遺骨にカビが発生する理由

    火葬後、ご遺骨は乾燥しており、空気中の湿気を取り込みやすい状態です。その状態で湿気のある場所に置いてしまったり、結露が発生したりする場所にご遺骨を放置してしまうと、湿気を吸収しカビが発生しやすくなります。

    さらに、パウダー状にされたご遺骨は粒子が非常に細かいため、保管状態によってカビの生まれやすい環境です。ご遺骨をそのまま外気にさらすような行為はカビの発生リスクを高めます。

    カビの栄養源となる行為

    納骨のケース

    本来、骨壺内は無菌の状態です。ただし、特定の条件でカビが発生しやすくなってしまうため注意が必要です。

    骨壺の蓋を開けた

    骨壺の蓋を開けた場合、空気中の酸素や水分が骨壺内に入り込みます。これにより湿気や埃、微生物が栄養源となり、ご遺骨に付着することでカビを発生させます。

    素手で骨壺などに触る

    人の手には、常在菌が付着しています。常在菌や湿気の含まれた素手で触ると、カビ発生を誘導する可能性があります。

    粉骨前(固形の遺骨)

    粉骨前のご遺骨に素手で骨壺に触れると、常在菌と湿気が付着しやすくなります。ご遺骨を扱う際には、素手で触れることを避け、手袋を使用することが望ましいです。

    粉骨後(粉骨の遺骨)

    粉骨後のご遺骨に触れることはほとんどないため、特に問題ありません。何かしらの事情により、粉末化された遺骨を触る場合は同じく手袋での作業が必要です。

    カビが発生した場合の対処法

    粉骨のイメージ

    粉骨前のご遺骨にカビが発生してしまった場合は、以下の方法を検討してみましょう。

    天日干し

    太陽の紫外線によってカビを殺菌する方法です。新聞紙やステンレス製のバットへご遺骨を広げ、数日間日光へ当てることでカビを死滅させます。2週間ほど日光に当てるのが理想的です。

    洗骨

    カビが生えたご遺骨をきれいに洗浄する方法もあります。しかし、ご遺骨は非所にデリケートなため、ご自宅での洗浄は避けましょう。洗骨は、適切な技術と設備が整っている専門の業者に依頼するのがおすすめです。

    再火葬

    再火葬では、再度高温でご遺骨を加熱することでカビを除去する方法です。この方法は、カビを根本的に除去するため、最も確実な方法の一つです。ただし、費用や手間がかかるため、ほかの方法で対処できない場合に検討しましょう。

    遺骨を守るカビ対策

    個包装のコットン

    ご遺骨をカビから守るためにも、予防対策は重要です。また、粉骨後に自宅保管する場合は、以下の対策を意識してカビの発生を防ぎましょう。

    【粉骨前】骨壺に除湿剤を入れる

    粉骨前の状態でご遺骨を保管している場合は、骨壺の底に除湿剤を入れましょう。骨壺は完全に密閉されるわけではありません。蓋の隙間から湿気が流れ込む可能性もあるため、除湿剤が湿気を吸収しカビの発生を防ぎます。

    また、長期間保管するなら、骨壺の蓋にテープを巻いて湿気の侵入を防ぐ方法も効果的です。

    【粉骨後】真空パックを使って保存

    すでに粉骨を行っている状態であれば、真空パックでの保管が適しています。真空パックは空気を完全に抜いて酸素や湿気に触れずに管理でき、栄養源を遮断するため、カビの発生を効果的に防ぎます。

    もし自宅で保管する場合は、真空パックした上で骨壺や桐箱などへ入れて安置するようにしましょう。

    【共通】湿気の少ない場所に保管する

    ご遺骨を保管する際は、湿気の多い場所や水回りの近くは避けましょう。湿気が多ければ、それだけでカビ発生のリスクが高まります。

    また、結露の発生しやすい窓際もおすすめできません。ご遺骨は、直射日光が当たらない、風通しの良い場所に安置しましょう。

    カビ対策を意識した手元供養品

    花瓶と納骨ケース

    手元供養品には、陶器製や木製などさまざまな種類があります。手元供養によく使用されるミニ骨壺は、金属タイプのものが結露しづらくておすすめです。さらに、蓋をネジで固定し結露を防いでカビを発生しにくくさせるタイプもあります。

    手元供養品の構造で予防するだけでなく、乾燥材とご遺骨を一緒に保管することで、カビの発生を防ぎましょう。

    粉骨後はカビ対策を施そう

    粉骨後のご遺骨は、湿気を吸収しやすくカビが発生しやすいため保管環境には注意しましょう。

    密閉性の高い容器へ保管する、保管場所を風通しが良い場所にするなど対処できる方法はいくつかあります。例えば、粉骨後は真空パックに入れる、骨壺へ乾燥剤や除湿剤を入れ湿気がこもらないようにするといった方法です。

    とこしえでは粉骨サービスをはじめ、ご遺骨や供養に関するさまざまなサポートを行っています。ご遺骨の粉骨後は真空パック等によるカビ対策も行っておりますので、粉骨をご検討中の方はぜひお問い合わせください。

    粉骨サービスについて

    監修者 | 島田 快
    終活カウンセラー・散骨ディレクターを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでもご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。ご供養に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。
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