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直葬後に納骨はできる?断られたときの対処法も紹介

火葬
2023.06.19

    葬儀の流れといえば、通夜・告別式を行った後にご遺体を火葬するのが一般的です。

    火葬のみを行う直葬という形式はまだ一般にはなじみが薄く、親族に反対されたり、友人・知人に苦言を呈されたりと予想できないトラブルが発生します。

    なかでも深刻なのは、直葬の納骨は菩提寺に断られる可能性があることです。

    ここでは直葬後の納骨について、菩提寺に断られた場合の対処法について解説します。直葬を検討している方はぜひ参考にしてください。

    直葬とは

    火葬式のイメージ

    直葬とは、火葬式とも呼ばれ、ごく親しい方数名で火葬のみを行う葬儀方法です。一般的には、一日目に通夜、二日目に告別式を行いますが、それらを省いた新しい形式です。

    直葬とはいってもすぐに火葬するわけではなく、自宅での安置は必要です。法律により死後24時間は火葬をしてはいけないと決められています。

    直葬は大勢の参列者を招いたり、祭壇を飾ったりしないため、費用が大幅に抑えられるというメリットがあります。

    近年は高齢化・核家族化により周囲との関係が希薄になっているため、注目されています。

    直葬後に納骨はできる?

    花が供えられているお墓

    直葬の納骨は菩提寺から断られる場合があります。一般的な葬儀では、そのお寺の考えのもとに通夜や葬儀を行い、火葬後に納骨をします。

    直葬の場合は僧侶による読経が行われないため、菩提寺に断りなく独断で直葬を行うことは大変失礼にあたります。

    菩提寺の僧侶によっては宗教儀式を省いたことを快く思わず、納骨が拒否されることがあります。

    直葬を希望する場合は、必ず事前に菩提寺に相談するようにしましょう。

    それにより火葬前や納骨前の読経や戒名だけ依頼する、四十九日法要をお願いするという方法で、菩提寺とのつながりを維持できれば、納骨を受け入れてもらえる可能性も高くなります。

    直葬を断られた時の対処法

    スマホを見て顔を押さえている女性

    菩提寺に納骨を断られてしまったときは、ほかの供養方法を考える必要があります。

    公営墓地は地方自治体が管理しており、使用料や管理料が抑えられます。しかし、特に都市部では抽選の倍率が高い傾向にあります。

    葬儀社に相談するのもおすすめです。葬儀社はお寺とのネットワークを持っているため、直葬でも納骨を受け入れてくれる寺院や霊園を紹介してくれる可能性があります。

    直葬から合祀納骨堂や合同墓への納骨までがセットになった内容のプランを提案する葬儀社もあります。これは葬儀社と付き合いのある寺院や霊園へ永代供養を任せるというものです。

    このような方法をとることで、直葬から納骨までの流れがスムーズにできます。

    とこしえの永代供養・納骨堂

    とこしえでは、ご遺骨をケアすることで、ご家族が故人様を大切に供養ができるようサポートしたいと考えております。

    ご遺骨を粉末状に加工する粉骨を行うことで、さまざまな供養をお選びいただけます。

    火葬後のご遺骨の供養についてお悩みの方は、弊社が提携してるお寺や霊園のなかから、ご要望に合った永代供養墓、納骨堂をご紹介させていただくことも可能です。

    ご不明な点がございましたら、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

    監修者 | 島田 快
    終活カウンセラー・散骨ディレクターを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでもご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。ご供養に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。
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